最先端の対義語って?
- Kosaku Toyoshima
- 2019年5月31日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年11月7日
人生はアイデアの異種交配と再統合および分化の循環とくりかえし
先日のエントリ「ディープラーニングの対概念」の派生ではないですが、
深層学習やら、いわゆる「最先端の」テクノロジーが好きなのもあってか、昔から「先端」とか名前のつくものに縁が多い気がします。
学生時代の所属も「先端海洋システム研究センター」ですからね笑、ただやってたのは5億年前の地球環境モデル復元なんで、またいい感じに矛盾したニュアンスですが笑、よく言えば最先端の温故知新でしょうか笑。
先端海洋システム研究センター、通称「先端センター」と略してましたが、在籍時、メンバーとたまに話題になったのが
「先端の反対語って何だろね〜」
という疑問で、
「末端かなぁ、でもカタチ的には先端と同じだしね、うーん、じゃあ、根本(こんぽん)?でも根本センターってなんだよ、レペゼン根本(ねもと)さんみたいだから、本質?そりゃ哲学的な施設だね!」
辞書的には「先端⇆後端」らしく、先か後か、そりゃそうなんでしょうけど笑、これ概念的対称性は感じられないのですよね。
個人的に「系統樹」を見るのが大好きなんですが、昔から
「1つの根本から全てが発生した」
という図式自体にはなんか違和感あったんですよね。
統一理論じゃないけど、もとを辿れば1つ、というのがなんとなく教条主義的で馴染めなかっただけですけど。

これ、木の写真を逆さまにしただけですけど、この写真の上の方には、地中に根を張り巡らせてるわけで、イラストで補完するとこんな感じですかね。↓

というわけで、先端⇔後端には概念的対称性が感じられない、とか言っときながら前言撤回するようですけど、先端の反対には何があるか、、というとやはり別の先端が笑
先の系統樹の話で行くと、キメラみたいに異種交配が繰り返されて1つの種に収束して、そこからまた分化して、、なんてことはありえませんが笑、
生物種だけじゃなくてあらゆる物質を総俯瞰的に見れば、単に循環を繰り返してるだけの気もしてきます。

なんだかフラクタル図形みたいになってきましたけど笑、「本質は何か?」って話も突き詰めていくとまた分化した何かがあって、、というのを行ったり来たりしてるだけの
まあ、何が言いたいかというと、アイデアの話で言えば、最先端のアイデアを探索しているようでいても、実はそれは収束に向かっているかもしれなくて、
「うわっ、あいつの考え受け入れられないわ!」
と思っていても、いつかその異なるアイデアが収束して、
「俺たち実は同じこと言ってたわごめん」
となって仲良くなることもあるかもしれない、、ということで。
ではまた!
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