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人はなぜ音楽(楽器)を辞めるのか?(告知つき!)

  • 執筆者の写真: Kosaku Toyoshima
    Kosaku Toyoshima
  • 2019年7月2日
  • 読了時間: 4分

更新日:2019年11月7日

自分は単に辞められないだけですが笑。


自分が管楽器プレイヤーだから、管楽器をヨイショするわけじゃないですけど、金管は練習を継続していないと肉体・スキルともにあっという間に落ちちゃうので、日々、絶望と戦い続けるという、なんて楽器を選んだんだろう、と思うときもありますが笑(イニシャルセッティング完了させるウォームアップ終わるのに20〜30分かかりますし)。


まあ管楽器に限らず、練習時間が取れずに、スキルと肉体の衰えに絶望し楽器から離れる人いますが(単に趣味が変わっただけってパターンもありますけど)


先日も、クラシックピアノ15年続けた末に社会人になって楽器から離れた人に会いまして、今とあるバンドに迎えるべく口説きまくってる最中で笑、


要は「なぜ人は音楽(楽器)を辞めるのか?」という話ですね。(その人は、単に何らかの理由でピアノを強制され、それから解放されただけ、という可能性もありますけど笑)

おそらく学生時代に楽器にのめり込んだ方はだいたいこういう経路を辿っていると思いますが、


①の、スキルは低いけど楽しい!という状態、たぶんスタートポイントがここにないとそもそも楽器じゃなくて別のアクティビティに走ってるかと。


その後、スキルは上がるが満足感は上下して、、という変遷になります。(スキル自体も上下はすると思いますが、練習を継続する限りスキルは上昇し続ける、と簡略化してます)


ここで後々問題になってくるのが、右上の「過去の栄光ゾーン」です笑。

(コンクールやコンテストで入賞した、難しい譜面を演奏できた、とか)


学生時代の良い思い出ですね。


ここで覚悟を決めて、その後スキルを上昇させ続ける道(ミュージシャン)を選ぶか、諸般の事情から昼の仕事を始めるか、


昼の仕事を始めると、たいていの場合こうなります。

練習できずに、スキルも下がって満足度・充実感も下がる。


ここで、右上の「過去の栄光ゾーン」が体に染み込んじゃってるので、葛藤するわけですよね。「ああ、あの満足感を得るためにはこれくらい時間が必要だが、無理だ」


良くてスキルを維持できても、満足感は鉛直方向に下がり続けるので、「過去の栄光ゾーン」があるがゆえに音楽をやめてしまうパターンですね。別に価値観は人それぞれですし、勿体無い、とか言いたいわけではなくて(勿体ないと思いますけど)


その分のエネルギーを、他の子育てや仕事に向けて、より自分の多面性を磨いていく、という、全くもって、


至極まっとうな思考回路


だと思います。


自分の場合も、9時5時の仕事を始めてからは、明らかに練習時間は減ってるので、スキルすら維持できていない可能性もあります。じゃあなぜ辞められないかっていうと、自分の場合は


単にバカだから


の一言に尽きます笑。


まあ、真面目な話、「過去の栄光ゾーン」にとらわれない処方箋としては、


①満足感・充実感の軸を変える


か、


②効率的にスキルを上げる


しかないか、と思ってます。①の充実感、ってのは、技巧よりもトーンを追求する、といったことも含まれます。これは逃げではないです、止揚です笑。


ことの構造は、以前投稿した記事「ナンバーワンになれないならば」と似てますが、違うのは「本人がどうしてもそれを続ける理由がある場合」ってところですね。


そしてこの流れで告知です!


Hackシリーズでお馴染みの小山龍介さんのバンドにホーンで参加します。


そして、過去の栄光ゾーンから脱却します!笑

https://sib201907.peatix.com/


ハックシリーズ著者の小山龍介率いるSTARS IN BLOOM、2019年夏ライブが、今年もやってきました! 今回のテーマは「時空連続体(スペースタイム・コンティニュウム)の中で」。時間と空間が混ざり合う、この連続体のなかに生きる私たち。人生を開放する時間と空間をいっしょに楽しみましょう!

会場は、われわれSTARS IN BLOOMの故郷(?)ともいえる 飯田橋Space With。スタブルがまだよちよち歩きだった頃から、ずっと温かく見守り続けてくれる場です。 曲は、定番曲である小沢健二を中心に、Asian Kung-fu Generation、斉藤和義、ハナレグミ、佐野元春などを予定しています。ホーンセクションに新メンバーも加わり、華やかな演奏を堪能していただけます。 ぜひみなさま、こぞってお越しください。

2019年7月21日(日)18:00開場 18:30開演 飯田橋 Space With 東京都千代田区飯田橋1-7-3 増田金属ビルB1F  TEL 03-5213-3085 飯田橋駅 徒歩10 分 九段下駅 徒歩10 分

http://www.spacewith.com/access/index.html

チケット:1,000円(ワンドリンク600円が別途必要です)

出演メンバー:小山龍介(gt & v)、大塚裕昭(gt)、片岡峰子(sax)、豊島考作、佐藤裕(tp)、 田上龍樹(d)、加藤弘大(ba)

特別出演:佐藤広理(sax)、荒井薫(tb)、佐々木毬奈(key)


奮ってご参加くださいまし〜


ではまた!


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