ファンク・アンビエントのクロスモーダリティ -OSAWA BIRDWATCHERZ 10周年イベントに向けて- その2
- Kosaku Toyoshima
- 2018年10月27日
- 読了時間: 5分
更新日:2019年11月8日
バンド結成〜そして1st ライブへ
ここ最近、二週間に一回、昼間は日比谷で仕事し、夜は新宿二丁目近辺のスタジオへ移動、というルーチンが生活に組み込まれてます。
山手線と中央線を陰陽図に喩える話あるじゃないですか、それで言うと、日比谷から新宿二丁目に移動するたび、陰と陽をクロスする形になるので、なんというか、場所の関係でいうと、皇居に対して新宿御苑、銀座に対して歌舞伎町、みたいな対応関係なんですけど。
日比谷はまあ、まだ居着いて日は浅いですがクリーンな街で、昼間、日比谷に溜まったエネルギーって、夜は銀座あたりに流れていると思うんですよね。
ワタクシは、丁度夜が始まる時間帯に二丁目あたりに移動して、用事が済んで変えるころには二丁目のピークタイムを横目で見ながら帰途につくわけですが、日比谷から新宿二丁目に移動するたびに、それぞれの場がもつエネルギーの反転を感じるというか、位相が反転するんですよ。
たぶん、昼間日比谷で、夜は銀座に移動して、という生活だけだと(てか夜に銀座で飲む、のもまだ2-3回しかないんですが)
エネルギーが一方方向に上がりっぱなしになって、それだとやっぱ疲弊しちゃいますんで、
ワタクシの精神は、二週間に一度、日比谷から新宿二丁目に移動することで、陰陽バランスが取れているような気もする今日このごろです笑。位相反転街歩き、みたいな笑。
(ま、どっち歩くのが楽しいか、と言ったら、景色的にも断然二丁目なんですけどね、単に慣れの問題とも思いますけど)
さて、大沢野鳥の会/OSAWA BIRDWATCHERZの10周年記念イベント にむけたこの連載、一回目終了時点でまだバンド結成に至っておらず、イベントまでに書ききれんの?という感じですが、今日は第二回です。
例によって、今回もワタクシのあいまいな記憶が半分以上含まれております。
現・バンマスの想さんと知り合うきっかけができ、さらにジャズ・ビッグバンドを引退してからはファンク・ミュージックサークルのライブに出演したりと、と共に演奏する機会は増えました。
2008年にワタクシは大学を卒業しましたが、卒業後、すぐに大沢野鳥の会結成に至ったわけではありませんでした。
大学卒業後は大学院へ進学し、大学院在籍時は、たまに母校のジャズ・ビッグバンドに先輩面して遊びに行ったり、社会人ビッグバンドのエキストラの他、DTMをライブの現場でやる、みたいな実験的な取り組みもやっておりました。

一方で、2008年の中頃にはどうやら想さんと、初代ドラマーの長平の間で「なんかバンドやりたいよね」という話が温まっていたらしく、
どういう経緯で想さんからバンドに誘われたか、もう忘れちゃったんですが、多分、「おおー、面白そうですね、遊びに行きますよ」という軽いノリだったと思います。)
そうして、誘われるがままに、不定期で集まって音合わせをするようになります。


これ、多分、野鳥関係で私が持ってる一番古い写真、、もう記憶がおぼろげですが、2009年の5月頃の写真なので、おそらく「バンド組んだからにはライブでしょ!」ということでその準備・リハの写真だと思います。youdieはまだずいぶんとシンプルなセッティングですね。
いわゆる「バンドの結成日!」というイベントはあんま記憶にない、というか、リハを重ねるうちにメンバーが集まってきて、自然発生的に形成されたと思うので、結成日って無いと思うんですよ。(強いて言えば、想さんと長平がシェイクハンドした日が結成日?)
「そんなんでお前本当に結成メンバーなのかよ?」と言われそうですけど笑、バンドの設立時期は、オフィシャルには2008年の11月ですが、想さんに誘われてリハに遊びに行って、、というのもその頃だったと思います。
兎も角、集まったメンバー、それぞれ得意分野とボキャブラリーが違うので、当初から「打合せ無しで一発ジャムセッションしようぜ」というコンセプトはあったと思うんですが、

こちら、野鳥の最初期のジャム音源のリストで、たぶん、結成から半年くらいは試行錯誤しながらジャムを繰り返し、ようやく楽曲の形がおぼろげに見えてきたのでその練習を録音したのが上記リストと思います。
当時のワタクシの手帳を読み返すと、野鳥の初ライブは2009年の6月9日で、この2月21日の時点では、「曲が出来たからライブ」なのか「ライブ決まったから曲作る」のか、どちらが先か定かではありませんが、なんにせよ2008年11月の結成から半年ちょっとを経て、記念すべき初ライブの日を迎えます。

、、、んで、初ライブの野鳥の写真、ワタクシ1枚も持って無いという、、
この写真、初ライブで対バンした手塚さんのデュオなんですけど、すっかり野鳥のメンバーとして馴染んだ手塚さんと実は初ライブでご一緒してたという、運命というか、なんだか感慨深いです。
(てか、誰か野鳥の、初ライブの写真持ってないかな〜、持ってたら下さい笑、お礼しますんで)
初ライブも無事終わり、その後の反省会を経て「よし!越後湯沢に強化合宿に行こう!」と



ワタクシは、この時期も海の家で演奏したり、ジャズ・ビッグバンドで定禅寺ジャズフェスに行ったりと、相変わらずフラフラと浮ついた活動してたんですが笑、
野鳥の活動は、この初ライブ〜合宿を経てようやくドライブし始め、のちに野鳥の活動の方向性を決定づけることとなる、1st Album "Funk@mbient"の制作に着手することとなります。
遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作
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