ファンク・アンビエントのクロスモーダリティ -OSAWA BIRDWATCHERZ 10周年イベントに向けて- その3
- Kosaku Toyoshima
- 2018年10月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年11月8日
バンドは1st albumリリースへ
日本特有の「総合商社」って業態、あれ、百姓のメンタリティ、要はポートフォリオワーカー的になんでもそれなりにソツなくこなすメンタリティがあったからとか言われますけどね。器用貧乏ユーティリティ、やらされ仕事も之上等、士農工商も知能向上で、自分のアイデンティティがあら迷子、なんて世迷い言宣っとりませんか旦那。
あと6日後に迫りました大沢野鳥の会/OSAWA BIRDWATCHERZの10周年記念イベント にむけたこの10年を振り返る気ままな連載、第三回目でございます。
※ちなみに先週開催された盟友Soul Mattersの4周年イベント、あの空間に120人も入って盛況だったとかで、Soul Mattersはそうでなくとも100名以上の集客を連発してるんですが、島くんおめでとう。
さて、無事に1stライブも終えた野鳥は1stアルバムの音源制作に取り掛かります。
と言っても、「打合せ無しの一発ジャムセッション」をやりながら曲の断片を探していく作業なんで、今も当時の音源を聞きながらこのブログ書いてますが、かなり根気のいる作業というか、よくあんなことやれたなー、と今でも思いますよ。
今、時間あるときに勉強のためにTiktoc見てるんですが、あの超インスタントな感じ、まあ本質的にはTVCF、広告が映像化された時代から変わってないと思うんですが、15秒で人を惹きつけないとなかったことにされる時代ですからね。それからすると完全に真逆のベクトルというか、当時のバンドの試行錯誤を例えて言うならなんだろう、子供が砂場で自由きままに遊んで、たまたま良いオブジェが出来たらそれを型取りして、という作業の繰り返し、みたいなイメージです。
※別にこれ、Tictocの文化をディスってるわけじゃないですからね!個人的に禅の対概念ってパルクールだと思ってますが、それぞれテクノロジーの力を借りて拡張されてるだけだと思いますよ!Tictocってパルクールと相性良さそうですしね!そのうちパルクール主観画像のVR配信とか始まりますよ多分。
とまあ、そういう地道な作業の合間に、バンドは海へ出かけたりします。

波の音って、ホワイトノイズに近いので、半分は音録り目的なんですけど。
こんな感じでゴリゴリ制作は進めておりましたが、同時にライブ活動もやっておりましたので、シングルを先にリリース、とかもやっていました。

これ、ジャケット、盤面デザインはCat Punchのちえこにやってもらったやつですが、今みてもクオリテイ高いですよねコレ。

このバックドロップ(旗)は確か今もお世話になってる吉祥寺のスタジオ 武蔵に入り浸ったポイントで制作したものだったと思います。

そうして、約1年の制作期間を経て1st Album "funk@mbient"がリリースされます!


販促用のフライヤーも作ってましたよ。
※ちなみに、VJ/ビデオグラファーで、当時Ustreamのスタジオ(Stopmotion.jp)を運営していた大野要介さんと家が近所で、番組の音響スタッフやってたんですよね。そこでex-DCPRG, ex-在日ファンクの後関さんと知り合う機会ができ、推薦コメント頂いたんですよね。(その後、昼の仕事が忙しくなってしまって関係がフェードアウトしてしまったんですが、大野さん、後関さん、当時は大変お世話になりました。)
そんなこんなで無事1st albumリリースと相成るわけですが、その後バンドはメンバーの環境変化(就職活動等)や家族構成変化により、度重なるメンバー変更など、活動が苦境にさらされることになります、、、
その4へ続く
遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作
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